11/1 更新★ウィンクルム便り(お知らせとブログ)
耳福~命の輪の中に生きる
みなさま、いつも総合ペット葬祭ウィンクルムの丘のHPをご覧いただきましてありがとうございます。
3月に入り、いよいよこちら南国地方は早くも春の盛りを迎えます。
とはいっても12月には菜の花が咲き、2月には急にあたたかくなって
野の花が次々に開き始めていますから、春と言うよりは夏に近づいていく感じかもしれません。
花が咲くことを笑うともうしますが、確かに光の中で嬉しそうに笑っている気が致しますね。
そんな暖かい春。このところ、私たちの耳にも嬉しい春が訪れています。
まさに花が笑うような喜びと言うのでしょうか?
ペット葬祭は神聖で清浄な場所です。そして、光と祈り溢れる場所。
そこには失うという深いお悲しみもありますが
何よりも愛する小さないのちへの愛と感謝があふれています。
ここでの日々はつくづく生と死は輪の様に繋がっていると教えてくれます。
死は一つの見方をすれば終わりであり悲しみでもありますが、
またそれは始まりでもあり、希望でもあります。
ウィンクルムの丘は、そういう心が集まり癒しを受ける場所と言っても善いのかもしれません。
終わりゆくひとつの尊い命が、また新たな命につながっていく…そんな希望宿る場所。
それを具現化するように、ウィンクルムの丘をご利用くださった方々から
お電話やご連絡を頂くことが続いております。
たとえば、
「ご葬儀をしたことで御心が少し落ち着いたので、他の犬猫ちゃんにぜひ遺品を使ってほしい」
「本当に善い絆だったと再確認できた」
「お別れじゃない、また会えると希望が出来た」
等々、皆様がお電話やご訪問くださって、御話ししてくださるのです。
これは本当に嬉しいことで、思わず春の花の咲く様に私たちの心も笑顔になります。
本当に耳福なのです。有難いことです。
私は小さなころから、世のすべての物事は大地に立つ一本の樹の様につながっているのだ、と思っています。
大地に立っている一本の樹を考えてみてください。
樹は大地から、空から、雨や風や光を受け育って行きます。
大地はたとえて言えば地球であり実際に見て感じられる現実の世界
空は視えない世界の象徴でもあるかもしれません。
雨や光や風は人々であり、自然であり、視えるものであり、視えないものです。
それらのあたたかく、時には厳しさを受けて樹は育って行きます。
そして、木々の枝には緑の葉を芽吹かせ、空気を作り、その枝には生き物を宿します。
樹はいつか花を咲かせ、実を実らせ、それで生き物の命を繋ぎます。
種を作り、それは大地に落ちて、また樹を育てて行きます。
お互いは繋がっていて、支えあって生きている。
私たち、この世にあるすべてのものは、その様に繋がりあって永遠の命の輪の中にいる。
私はそう思っています。
その一つの絆を結ぶものが、動物と人間でもあると思います。
その絆が生み出す愛は、一本の樹の様にそれぞれに巡っていくときにこそ
本当に美しい花を咲かせ実を結ぶ気がします。
この耳福ともよべる、皆様のあたたかいご支援やお言葉は
一本の樹に咲く美しい花だと思います。
この麗しい花々は、たくさんの命を支え、喜びや光を生み出して
沢山の命を助けてくれることと思います。
皆様方のあたたかなご支援、慈愛あふれる優しいお言葉に心より感謝申し上げます。
本当にいつもありがとうございます。
「私たちは永遠の命の輪の中に生きている」
感謝と共に
ウィンクルムの丘