11/1 更新★ウィンクルム便り(お知らせとブログ)
御縁~野良猫緊急保護とご支援のご報告
総合ペット葬祭ウィンクルムの丘のホームページへのご訪問ありがとうございます。
実は14日にウィンクルムの丘を通して、支援協力をしております
「動物愛護&ボランティアJustice」でノラ猫さんの緊急保護を致しました。
今回は以前にご利用くださったご利用者さま方からのご相談でした。
人的な怪我をおっているかもしれない子であることや
保護主様方の複雑な事情もある事から、動物保護、人道的な御助けを兼ねて
相談の上、今回限りという条件で、Justiceでお預かりする事になりました。
保護主さまが、その子を案じて、早朝からケージを買いに行き
(買ったばかりのケージも寄付してくださいました。ありがとうございます)
一生懸命に保護してきてくださった「尊いいのち」です。
当初、保護主さまからお引き取りのご相談は受けたものの
Justiceではお世話できる頭数が一杯なので実はとても悩みました。
引き取ればメディカルチェックや各種駆除、ウィルス検査
ワクチンや避妊去勢にも、これからの費用も大きくかかります。
もし病気があったり、ウィルスキャリアの子であれば、
いまいる他の子たちにも大きな影響があります。
女の子でもし妊娠していたら…悩みは尽きません。
引き受ければ、Justiceでは終生飼育となるので一生の事です。
それらをすべてJusticeが責任を持って抱えねばなりません。
Justiceは自費運営ですから、資金的な限界もあります。
保護することは、簡単に「可哀想だから団体で保護してください」
「ハイ、わかりました」と出来る事ではないのです。
沢山の超えるべき事、そして命の問題ですから、軽く考えるわけにはいきません。
しかしながら、保護主さまからいろいろな御事情を伺い、
スタッフで相談の上、そう言ったリスクをすべて受け入れる覚悟で決断しました。
私たちで預かるという事は、その子の一生を預かるという事です。
ですが、これもまた「御縁」と言うものなのでしょう。
代表を初め、スタッフの鈴さん、全員が不安はいろいろあるものの
ケージで小さくなっているちいさな子をみながら
「いまはこの子を危ない場所から保護出来たことを喜ぼう!」
と言いました。
これが、ウィンクルムの丘&Justiceなのだなと思いました。
該当のノラ猫ちゃんは保護主さまたちの呼び名が「びびちゃん」
野良のトラねこの女の子ちゃんです。
推定ですが、一歳になるかならないかかもしれないですね。
今回はびびちゃんの生活域で虐待の可能性があるという事での緊急保護になりました。
身体に大きな傷跡がありますが、すでに回復に向かっています。
お預かりしてから一晩はご飯を食べなくて心配しましたが、
昨日からご飯も食べてくれて、お世話をして下さる鈴さんには
のどを鳴らしてお腹を見せてくれたり、すりすりしてもくれるようになりました。
さすがJusticeの犬猫チーフ(お姉ちゃんとも言う)鈴さんです!
すぐにびびちゃんの心をつかんだ様子です。
お花を慈しむ緑の指だけでなく、動物を慈しむパワーあふれてますからね。
ノミダニ駆虫はすでに済みましたが、他もいろいろ心配です。
いまのところ、他の子とは接触させず、隔離してのお世話をしています。
セレモニーの合間を縫って出来るだけ早めに動物病院へ
メディカルチェックにつれて行きたいと思っています。
みなさまにこの場をお借りして、改めて申し上げておきたいと思うのですが、
ウィンクルムの丘、並びに動物愛護&ボランティアJusticeでは
捨て猫捨て犬、保護動物のお引き取りや譲渡は一切行っておりません
Justiceでは終生養護飼育をメインに、フードや物品の支援活動、
そして恵まれない動物たちの為の御火葬サポートのプロジェクトを行っています。
その他、エコや芸術活動や人道的なボランティア活動を行っている団体です。
Justiceの終生養護施設「小さな森の犬猫舎」では
すでに犬猫30匹をお世話しておりまして
これ以上の犬猫や動物たちをお世話できる余裕がありません。
今後もお引き取りや譲渡のご相談には対応できません。
お優しいみなさまの御心に対応できないことは申し訳ない気持ちではありますが
この様な事情があります為、何卒ご理解いただけましたら有難く存じます。
ボランティアを増やしたり施設を大きくすれば善いのではと
あたたかく心寄せて言っていただくこともあるのですが
でもそれは簡単ではなく、とっても難しいことなのです
私たちと同じ意志を持って、誠実にすべての時間を捧げて
自分の生活費は自分で持ち、住み込みして小さな子たちの面倒を
細かにお世話してくださりながら、ペット葬祭のお仕事も心こめてこなしてくれる、
そんなボランティアさんは、そうそう簡単には見つかりません。
たとえ挙手があっても、その方とご一緒に行動できるか
私たちの間に強い信頼を築くまでにはとても時間がかかります。
簡単にバイトを雇う様には人に頼むことは出来ないのです。
Justiceもウィンクルムの丘も、命に携わる場所であって
一般的なバイト感覚で働けるようなところでは無いからです。
同じように施設がいくら豪華で大きくなっても、
(もちろん犬猫たちや私たちにとっては素晴らしいことですが)
犬猫たちをお世話する人間の手が足りなければ
面倒を見られる頭数にはどうしても限りがあるのです。
もちろん困っている子を見れば助けたい、そんな気持ちはあるのです。
だからこそ、このような活動をしているわけです。
けれども、私たちの様なちいさな団体に出来る事には限界があります。
それを理解して、私たち自身がきちんと出来る範囲を守ることが
いま生きているいのちを護ることにつながっていきます。
それをご理解いただけたらとても嬉しいなぁと思います。
そんなこともあり、周りのたくさんの要求や希望にはこたえられないため
わたくし達は皆さまからのご寄付を頂いて活動する前提ではなく
自費運営を基準にして、自分たちの歩み方を大切に活動しています。
また、その上で、わたくしたちの活動に共感してくださる
有志の方々の自発的なご支援とご協力という御力添えを頂きながら
常に隣で支援してくださるウィンクルムの丘さんなどのご協力も頂きながら、
自分たちの出来ることを精一杯、丁寧におこなっております。
これからも粛々とそれらを大切に続けて行きたいと思います。
何卒そんな私どもの活動にご理解いただけましたら有難く存じます。
もちろん、これからも御相談には心こめて寄り添わせて頂きますし
出来ることをさせて頂くことに私たちは惜しみません。
ですが、いのちのお引き取りと譲渡だけは難しいのです。
どうか、ご理解ください。
みなさまからの、動物たちのお引き取りのご希望に添う事は難しいため
お連れになろうとするみなさまにも、また、その動物さんたちの為にも
改めてこちらにて、私どもの事情を詳しく説明させて頂きました。
ご理解の程、何卒よろしくお願いいたします。
心優しいご利用者さまたちにこれまで助けられ
ここに命を繋いでいただきましたびびちゃん、
今まで以上に大切にお世話させて頂きます。
これが今、私たちに出来る精一杯です。
そして、もしこれをお読みの皆々様が、
その様な可哀想な子たちを見つけられた時はまず、
自分たちの家族にしてあげられないかと検討して下さったら
私たちはとてもとても嬉しいです。
それぞれご事情もあると思うので、お友達や知っている方に
命を繋いでいただけたら、とても嬉しいです。
だって保護団体なんて無い世の中が一番なんですから。
これからも保護団体などの要らない世界を目指して
小さなことに祈りを込めて行っていきたいと思います。
さて、話は変わりまして、時々、ご紹介をしておりますが、
ウィンクルムの丘を通しましてJusticeさんへのあたたかな贈り物を多く頂戴しております。
ここに少し、ご紹介させて頂きます。
Justiceへのいのちを繋ぐあたたかいご寄付、ご支援者の皆さま
南さつま市のIさま
南九州市のKさま
南さつま市のTさま
枕崎市のNさま
沢山のあたたかなご支援をありがとうございます。
Justiceの活動にて大切に使わせて頂きます。
またウィンクルムスタッフへのあたたかなお便りも本当に有難うございます。
大切に読ませて頂いて日々の活動の励みとさせて頂いております。
このような多くの方の優しさが、動物たちを初め
すべての世界に広がっていきますように心から願っています。
いつもありがとうございます
総合ペット葬祭
ウィンクルムの丘