12 /1 更新★ウィンクルム便り(お知らせとブログ)
陽ちゃんとばぶちゃん
ウィンクルムの丘のホームページにご訪問くださいましてありがとうございます
昨年12月くらいから、なかなか更新が出来ない日が続いていました
お仕事のタイムスケジュール的に難しいことも多かったのですが
ウィンクルムの丘と並行して行っている動物愛護&ボランティアJusticeの
シェルター森の犬猫舎の子達にいろんなことがあったからです
いま私たちはシェルターの中で24時間でのお世話が必要な子達を
ウィンクルムの丘の事務所に同伴させていただきながらお仕事を進めさせて頂いています
その中で、昨年の12月12日、お客様にもとても愛されていた
障がい児猫のぷぷちゃんが突然の急変で天国にお引越しをしました
あまりに突然のことで、スタッフも呆然としながらも
一生懸命仕事に打ち込んでおりました
ところが、それからほどなく、同伴猫としてお世話していた
Justice始まって以来のやんちゃ坊主、茶トラ子猫の陽ちゃんが
これまた突然に脳障害起因の身体マヒを発症しました
毎日、あれよあれよという間に手足の自由を奪われていく陽ちゃんを見ながら
スタッフも戸惑いつつも、そのお世話に翻弄されていました
現在、陽ちゃんは手足共にマヒがあり、排尿障害もあるため
一人では全く動けない状況となっています
シェルターでは猫エイズキャリアのばぶちゃんが発症し
いよいよ病状が進んできて、ご飯を食べることが難しくなり
病院での手当てを受けつつ、シェルターでも付きっきりのお世話が必要になりました
他にも同伴犬の老犬まろちゃんの痴呆症状が進んだり
新しく同伴するようになった、人に対する恐怖症
精神的な不安症と心臓病を抱えるシニア犬のミーちゃんの
同伴のトレーニングやおせわなどなど、ホッとする暇のない年末年始でした
気が付けば、冬が去り、春がそこまで来ていました
そんなことで、なかなか落ち着く暇がなく更新が滞っていました
同伴飼育と言うこの形については、賛否両論あるとは思うのですが
私たちとしては生と死は同じ線の上でつながっている尊いものとして
とても大切に真摯に捉えておりまして、そのような考え方の中で
このペット葬祭という場所であるからこそ、旅立つ命を尊び
そして今ある生と共に生きるにふさわしいと思っています
また保護っこたちの存在に直接に触れていただくことで
皆さまの心の中に、恵まれない小さな命についても
あたたかな善き思いの芽が芽吹いてくださればと思っています
その一環として、このような同伴飼育をさせていただいており
これからもこのスタンスで歩んでいきたいと考えています
慣れない環境やこれまでの経験から、吠えたり鳴いたりすることもありますので
お出でくださる皆さまには、お悲しみの最中に、生ある子の声を聴くのもお辛い中
本当に申し訳なく、ご説明しながらお詫び申し上げるのですが
私たちは本当にご利用くださる方々に恵まれておりまして
「いや、マイナスどころか、むしろプラスでしかありません」
と本当にお優しい言葉をかけてくださり、ご火葬の待ち時間には
「保護っこちゃんと会えますか?」とお尋ねくださって
小さい子達に面会してくださる皆さまも少なくありません
また同時にJusticeの募金箱にお気持ちをお寄せくださる方も多く
置いてあるチラシをご覧くださり、ウィンクルムとJusticeは
全員ボランティアで自費運営している任意団体であること
自給自足に近い生活を営みつつ、生活のための仕事を持ちながら
葬祭やJusticeのシェルターを守っていることを知り
とてもやさしい言葉と共にご支援くださる方がほとんどです
スタッフ一同、感動と感謝と共に、とても励まされています
本当にありがたいことです
現在、子猫の陽ちゃんは手足共に不自由となっていますので常に介助が必要ですが
12月に亡くなった同じく脳障がい児で身体マヒのぷぷちゃんのように
お人と会うことが生きる喜びとなってくれればと願っています
エイズ末期のばぶちゃんは少しでもおいしくご飯を食べられて
安心できるあたたかな場所で、愛される喜びの中、過ごしてくれるようにと
代表や鈴さんが一生懸命にお世話をしたり病院搬送をしてくださっています
このようにウィンクルムの丘というところは、ペット葬祭という面だけでなく
動物愛護や人道的なボランティアを同時に行っております
これらすべてを含めて、私たちの活動としてぶれることなく
心を込めて、心を尽くして、一歩ずつ歩んでいきたいと思います
今後とも皆さまにはご理解とご協力を賜りますように
何卒よろしくお願い致します
いよいよ明日から3月
皆さまにとって善き春となりますように
総合ペット葬祭
ウィンクルムの丘