11/1 更新★ウィンクルム便り(お知らせとブログ)
5月に寄せて
総合ペット葬祭ウィンクルムの丘のHPにおいでくださりありがとうございます
はやいもので今年の五月も終わりに近づきました
今年は寒さが長いと思ったら急激に暑くなって
まだ5月というのに南の海には恐ろしいほどの破壊力を持った台風が発生
地球温暖化をひしひしと感じているこの頃です
前年の12月から5月にかけて、Justice小さな森の犬猫舎のシェルターから
ウィンクルムの丘に同伴させて頂いていた体の不自由な(障がい猫・全身麻痺猫)
ぷぷちゃん(12月に天使になりました)と陽ちゃん(5月6日に天使になりました)
そしてシェルターでも、愛育養護猫(エイズキャリア)のばぶちゃん(3月に天使になりました)と
りんちゃん(4月に天使になりました)とのお別れが続きました
特にぷぷちゃんや陽ちゃんは身体障碍や全身麻痺で
身体不自由でしたから、お世話も付きっ切りでなくてはならず
ある意味、自分自身の体の一部のごとくなって過ごしていたので
亡くなってからの喪失感が思っていたよりも大きかったです
でも、かれら「いのち」と密接に向き合って生きる時、そして別れの時
いつも、とても大切なことを教えてもらっていると強く感じております
ぷぷちゃんと陽ちゃんのお世話をさせてもらえたことで
身体不自由という事にも強く思いをはせることが出来るようになり
また、エイズをはじめとした病気についてもより深く心を向けられるようになりました
何よりも、生きるという事はどんな状況下であっても
とっても善い、尊いことと教えてもらったと思います
一生懸命に命を輝かせながら頑張って傍にいてくれた
小さな子達にこころから感謝しています
彼らのここからの永遠の平安と幸せを願っています
ウィンクルムの丘の活動と並走しながらお世話しているJustice犬猫舎では
エイズキャリアの子たちが多く発症しやすい年代と入りました
また小型犬たちも全員がシニア期と老犬期に突入しましたので
生活や健康面などいろんな面で心配になることも増えました
長男犬のまろちゃん(ウィンクルム同伴犬)は重度の心臓病に加え
痴呆も少しずつ入り、御トイレの失敗なども顕著になってきました
老犬らしい頑固さもありますが、年を重ねるにつれて老いていく一方で
子どもに返っていくような、おじいちゃんだからかわいい部分もあり
老年期の美しさというものを教えてくれています
そういったいのち達の傍で暮らす日々のなかで、このウィンクルムの丘があります
ウィンクルムの丘は葬儀場ですから、周りから見れば
死にかかわる縁起の良くない場だ、と思う方もいらっしゃるかもしれません
でも、それは全く違う!と声を大きくして申し上げたいところです
ここはとても神聖な、聖なる場です
ここに訪れる方の愛と優しさと安らぎに満ちています
確かに悲しみの中で皆さまはここにおいでくださるのですが
そのご家族様がここに来る理由は「愛」しかありません ただそれだけです
お子さまというかけがえのない存在を包む愛
そして、声なきお子様からあふれるご家族様への愛
それらは深い深い悲しみの中にあっても
何よりも尊く、何よりも優しくあたたかく美しいものです
そして、愛を基にする悲しみは、いつしか強く確かな希望や未来に繋がります
いのちの存在は、その様に人を、世界を支えていると強く感じます
「犬や猫などなんの役にも立たない、雑草や木々など葉を散らし、二年限には迷惑なだけ」
ととても残念で悲しいこと公言してはばからない、ローカルな地域に今はおりますが
私はそうではないことを、ウィンクルムの丘やJusticeの活動で
そして、小さないのち達と暮らすことで確かなものとして知ることが出来ました
人間たちは自分が望まねば、誰かを助けることもできない者ですが
自然という中に生きる植物や鉱物や動物たちは
生きている、それだけで誰かを助け、この世に貢献しています
例えば、犬たちは散歩をしますが、その時、草木に触れます
犬たちはその体に、彼ら植物の種をまとい、別の場所に運びます
そんな風に、生きているだけで、地球に貢献しています
生きることのすべてが、循環して、他の命の支えとなっています
それを知ることが出来て、いのちに対する慈しみの気持ちを育てることも出来て
そういった心の在り方を、学ぶことが本当に大切なことと知り
こうして生命の美しさの中に生きていけることは祝福だなと思っています
今年、ウィンクルムの丘に畑を作りました 農薬を使わない自然農です
傍らでは、犬猫たちのお手洗いに使用したペレット(おがくず)や生ごみ
ウィンクルムで使用したお花たちのしおれてしまったものなどを使ってたい肥も作っています
循環という事を意識して、畑を作りました
いまはお野菜(虫がほとんど食べてますが)やハーブやイモ類などを作っています
今年は弱っていた梅の木さんも3年かかって復活し、梅も収穫できました
ウィンクルムの丘は、お仕事では絶対的に電気や灯油などを使わなくてはなりませんが
それ以外の面では、当初より、できる限りのエコ、オフグリッド、自給自足を目指しています
これからも、自然とのよりよい共存、そしてエコロジカルな生き方をできるよう
心がけ、出来ることは実行に移しながら、小さな子達と頑張りたいと思っています
ウィンクルムの丘は他のペット葬祭さんとはちょっと違って変わっていると思います
まず、お金儲けという事には、ある意味無縁であるとも言えましょう(;^_^A
いのちへの慈しみと愛の心が何よりも大事、それなくしてはウィンクルムの丘は語れません
周りのお金儲けをする方々からは「頭おかしいんじゃないの」ととても馬鹿にされます(;'∀')
でもいいんです ここは聖なる場ですから 天使になった子も生きている子も
天使たちが生きて、見つめている場所なんです 美しい場なんです
ですから、人間の浴場にまみれた下賤なことはできないんです
このようにいろんな面での目標を持ち、愛をもって活動をしておりますが
たくさんの天使たちのおかげ様で、きっとどこよりも綺麗であたたかくて
優しくて麗しい美しい場として成長しているところ!と自負しています
これからも、亡き天使たち、いまを生きる天使たちの力を借りながら
共に頑張っていきたいと思っています
今後ともウィンクルムの丘を、そしてJustice値引佐森の犬猫舎の
小さな保護っこ達を、何卒よろしくお願い致します
残る五月を楽しんで過ごしましょう
いつもありがとうございます
総合ペット葬祭
ウィンクルムの丘