12 /1 更新★ウィンクルム便り(お知らせとブログ)
感謝をこめて~3周年を迎えました
総合ペット葬祭ウィンクルムの丘のHPへのご訪問ありがとうございます
本日2023年12月25日、ウィンクルムの丘は3周年を迎えました
思えば4年前、常日頃から動物愛護の活動やボランティアを続けてきた仲間たちが
この世の中にこそ、お金儲けを一切考えず、心だけでお子様を天国へお見送りし
ご家族様のお悲しみのお心に寄り添うペット葬祭を作るべきではないか
作るのならば、まるでお寺や教会のように清浄で穢れなく
どんな方にも心を開いて、あたたかな気持ちで向き合い迎え入れ
共に泣き 喜び 悲しみ 慈しみ 心を通わせる場所にしたい
自然のすべてに感謝し、自然を慈しみ護り
小さな命たちとの共生の願いを込めて過ごせる場を作ろう!
と高い志をもって、運営する仲間たちが少ない資金を出し合い
苦労の末に金策を重ねて、やさしい方々に御助け頂いたりしながら
ひとつひとつ進めて、この地を開墾するまで漕ぎつきました。
その後も理解してくださる有志たちのお力添えで、
深い森であったこの場所を整地し、心ある方々に建物を建てていただき、
中の支度は基本だけやっていただいて、床なども自分たちで貼ったり、
塗ったり、朝から深夜までかかってスタッフで準備しました。
くしくも世の中はコロナが始まり、広がり始めた真っ最中で
いろんなことが変更に次ぐ変更となり、何度もストップし、
施設の建設や準備にも想像以上の長い時間がかかりました。
元より貧しいわれらでしたので、建設費用で手いっぱいで
運転資金はほとんどなかったので、それこそ皆が寝ずの努力で
いろんな工夫をそれぞれが重ねて重ねて重ねつくし
オープンすることを目標にひたすら頑張った日々。
そんな中、なんとかお客様を迎えられるまでに準備が整い
プレオープンから徐々に皆様をお迎えさせていただき
3年前の12月25日にやっとグランドオープンにこぎつけました。
日頃、別の場所で自費運営でつらく悲しい環境にある犬猫達を保護し
終生養護飼育の形で一生涯をお世話する愛護養育シェルターを運営しているスタッフたち
グランドオープン日、なんと出勤前に、
「家の納屋に迷い犬が2匹入り込んでいるから何とかしてほしい」と要請が。
とても寒い日で、聞けばまだまだ子犬に近い子たちの様子。
出勤が~、オープンなのに~…と思いつつも、小さな命を放ってはおけず
現場に駆け付け、助けてくれと言ってきた人々が誰も手伝ってくれず、ただ見つめる中、
あの手この手で、まだ当時4か月ほどだった犬たちを2匹保護して、
一匹ずつ抱っこして、歩いてシェルターまで連れて帰りました。
中型犬の子たちだったので、4か月とはいえ、なかなか大きく重かったし
そこから抱っこしての道のりは遠かったので大変でした(笑)
でも、保護出来ておいしそうにご飯を食べる子たちを見たらほっとしました。
結局、おいていくわけにもいかず(まだ、外犬さんのための場所がなかったので)
一緒に連れて、ウィンクルムの丘に出勤したことを今でも思い出します。
今では葬儀も忙しくなり、24時間でお世話が必要なシェルターの子たち7匹を
皆様のあたたかいご理解のもと、一緒に出勤させていただいておりますから
あの日の出来事は、この日々を予言するような出来事だったのかもしれません。
お陰様で、ウィンクルムの丘は当初の私たちの願い通りの場所になりつつあります。
いまだに自分たちの持ち出しで、皆様をお迎えするような場所ですので
お金儲けとは無縁でございまして、全員が他の仕事で生きるための仕事をしながら
ウィンクルムの丘では代表以下全員が無償のボランティアとして運営にかかわっております。
そんな私たちなので、どこの宗教団体なの?とよく言われますが
全員、特定の宗教は一切もっておりません。
ただそれぞれが霊学や宗教学を専門に学んだり、家族がお寺や教会や神社をやっていたり
お金を頂かずに奉仕活動など日常からしている身内に囲まれており
日々を生きる時に、すべての命を慈しみ、御人に感謝し、すべてに感謝し、
無償の愛を生きようとする人間たちというだけのことです。
私たちの理念は「いのちに寄り添い 愛に生きる」です。
そこに宗教や思想は関係ありません。
ダライ・ラマもおっしゃっておられますが
「愛と思いやりだえあれば、宗教も思想もいらない」そう思っています。
ただ、愛と慈しみをもって、ウィンクルムの丘は歩んでいきます。
この世知辛い世の中で、こんなさわやかな生き方ができるのも
本当にありがたく感謝しかありません。
貧しくても、苦労が重なっても、私たちは生きて行けさえすればよいのです。
それよりも、周りのすべての生きとし生けるものたちに
安らぎと愛がありますようにと心から願い生きています。
「とれる金もとらず、馬鹿じゃないの」と言われることもあります。
でもいいんです。私たちは馬鹿でいい。そんなおバカさんでありたい。
そんな、ちょっと変わった私たちではございますが
皆様方とお子様にあたたかい気持ちでお過ごしいただきたい
それだけが願い、本心でございます。
これからも、初心忘れず、歩んでまいります。
お力添えのほど、なにとぞよろしくお願いいたします。
3年間の感謝をこめて
総合ペット葬祭ウィンクルムの丘
代表 洪福 直
市村福・大野錫
同伴犬猫のまろ・ぴぴ・ろま・みや・鈴華・リーフ・大喜