2/5更新★ウィンクルム便り(お知らせとブログ)
4周年を迎えることが出来ました
4年前の12月25日、クリスマスの愛に満ち溢れた日に、総合ペット葬祭ウィンクルムの丘はグランドオープン致しました。
コロナが蔓延し始めた時に着工し、まさにピークを迎えた時で、東京から来てくれる予定だったアーティスト達の参加や、予定していたことが事ごとく延期や中止となり、それでもあきらめることなく、スタッフが一丸となって、ひとつひとつ出来るところは全て手作業しながら、オープンへ向けて努力していたあの頃。
オープンまでに一年半の月日を要しました。
プレオープンを経て、やっと迎えたグランドオープン日。
12月25日はクリスマス。
世界も冬至を迎え、暗闇に光がさしてくる「一陽来福」の始まり、悲しみや辛さを光に変える事の出来る日を選びました。
思い返せば、とても寒い日で、その日、「さあ!今から行くぞ~」と気合も十分だったところに、ご近所の方が飛び込んできて、「猟犬の子が2匹、捨てられてて、敷地に入り込んできてる!助けて!」と。
そこからその方のお家まで行って、駆け回り、納屋に隠れる子犬たち(4か月くらい)2匹を捕獲して、一匹ずつ抱っこして家まで連れ帰り、放っておくことも出来ず、なんとその日は2匹を連れて出勤(;^ω^)
今考えても、なかなか面白い日でした。
結局、その子らは飼い主を探すも出て来ず、Jusutice犬猫舎で愛育養護することに。
それが、たまにインスタにも挙がっている菊ちゃんと華ちゃんです。
そこから4年、来年は5年目。
代表含め、全員がボランティアで無給、葬儀の合間に食べるための仕事をこなしながら、犬猫舎のお世話もしながらの毎日。
コロナでどんどん周りが値上げする中、代表の「みんなが大変だから、うちは大変でも出来る限り頑張ろう!」と、ほぼ値上げもないまま、今日まで何とか踏ん張ってきました。
元より皆さまからは、必要経費以外、余分な経費は頂いていないので、ウィンクルムの丘は余裕もなく、他の所のような大きな宣伝は何もできていません。
ですが石の上にも3年とはよく言ったもので、ご利用くださった方の大きなお心遣いで、たくさんの方にウィンクルムの丘の存在を伝えて頂き、今では多くの方がご利用下さるようになりました。
少しずつ忙しくなり、その間にスタッフが自費運営しているシェルター、Justice小さな森の犬猫舎の施設の子たちも老齢期となり、当初のように通う時間が取れず、同伴をさせて頂くようになったのが2年半前。
それも、お辛い心の中、ご利用者様のあたたかいお気持ちでお許しいただき、共にウィンクルムの丘で過ごさせて頂いています。
その間には11年も人に触れ合うことのできなかった虐待犬の子が、お客様と触れ合える奇跡が起きたり、愛がいっぱい満ちるようになりました。
それらも、ウィンクルムの丘では大事なことの一つです。
ウィンクルムの丘がこうして在るのは、ひとえに皆様方、そして天使のお子様方の御見守りのおかげと、心から感謝しております。
他のペット葬祭とは違い、豪華なものはなく、システムも素朴で、何かと手作りの、山の森の中の小さなペット葬祭ですが、精一杯の愛を持って、皆様の御心とお子様たちに寄り添って参ります。
まだまだ発展途上な私たちでございますが、5年目も何卒よろしくお願い申し上げます。
愛と感謝をこめて
総合ペット葬祭ウィンクルムの丘一同